今回やりたかったことは、「爪の甘皮処理が面倒。手間をかけずサクッときれいに処理できるようになりたい」です。
日常生活、自分の身体で最も目に映るのは「手」と言っても良いでしょう。
スマホを使うとき、仕事中、道具を使うときなど、あらゆる場面で手は視界に入ります。
甘皮がきれいに処理されているとなんとなく指先が整って見えて、さらに、ネイルをしていなくても素爪にツヤがなくても、「手入れされた『手』」を演出する手助けになることに気がつきました。実際に手入れしてるんですけどね。
個人的に何より一番楽しいのは、少しでも整った手が視界に入った時にちょっとテンションが上がることです。あと、他人は勝手に清潔感があるな~って印象を持ってくれることでしょう。
ちなみに、甘皮処理前と処理後の差はこんな感じ。初めてにしてはきれいに処理できてると思う。
上の画像がBEFOR、下の画像がAFTERです。
そもそも手入れ自体が面倒なのでついサボリがちですが、今回は甘皮をきれいに処理できるアイテムと方法をご紹介していきます。
甘皮処理の3種の神器
ブルークロス キューティクルリムーバー
甘皮やルースキューティクルを浮かせて、取り除きやすくする役割があります。
ルースキューティクルは、爪の表面にある不要な角質のこと。
これを取ることで爪が健康になったり、塗ったマニキュアが剥がれにくくなる効果があるのだそう。
正直、お湯でふやかすならこのアイテムは無くてもOKです。
ただ、キューティクルリムーバーを使った方が断然早く甘皮や不要な角質を軟化させることができます。
お湯だと10分ほど時間がかかるところ、ブルークロスのキューティクルリムーバーを使えば1~2分ほどで軟化します。
こちらのショップだと小分け用のハケ付き容器もセットになっているので、届いてすぐに手入れできるのが嬉しいポイントです。
kobakoのキューティクルプッシャー
リームーバーで軟化させた甘皮を浮かせたり、ルースキューティクルを剥がすために使います。
私はukaの系列ブランドである『kobako』のキューティクルプッシャーを愛用しています。
サイズはMとLの2種類。
違いは、甘皮を押し上げる先端の金属部分の幅の広さ。
私はMを購入しましたが、小回りが利いて細かい部分も押し上げられるので重宝しています。
プロ用キューティクルニッパー
甘皮を切るのに使います。これが本当におすすめです。
ニッパーの使用は初めてでしたが、完全な初心者でも驚くくらいきれいに甘皮が切れました。
最初は1000円くらいのものを買うつもりだったけれど、買って後悔なしだったしもっと早く買っておけばよかったと後悔したほど。
感動したところ
・テクニックなんていらない
・切れ味が良く、甘皮がサクサクするする切れて気持ちいい
・小回りが利いて、狙ったところをピンポイントで切れる
・切り損ねた細かい皮も余裕で切れる
このニッパーを使うまでは、先が二股に分かれたトリマーやペンタイプのものを利用していました。
けれど、甘皮は残るし股の部分が肉に食い込んで皮膚がボロボロになるしで、きれいに処理できないことにうんざりしていました。
このニッパーだとテクニック不要で比べ物にならないほどきれいに切れるので、今後これを使わない選択肢がありません。
甘皮の処理手順
手順は3つ。
液を塗る→皮を押し上げる→切る
複雑な作業は一切ないし、必要な道具は先ほどご案内した3つだけです。
それでは甘皮処理の手順をご案内していきます。
リムーバーを塗り、馴染ませる
爪全体と根元にリムーバーを塗り、甘皮とルースキューティクルを浮かせます。
甘皮だけを処理したい場合は、甘皮部分にのみリムーバーを塗ってください。
1~2分で軟化してまた乾いていくので、一気に全部の爪に塗るよりも1~2本ずつ仕上げていくのがよさそうだと感じました
プッシャーでルースキューティクルと甘皮を押し上げる
プッシャーを爪の先端から根元に向かって細かく上下に動かすと、ルースキューティクルが剥がれていきます。
ルースキューティクルが剝がれると、大きな変化はないのですが健康そうなピンクの爪が現れて、「あっ、ちゃんと古い角質って溜まってるんだな…」と実感させられました。
次に甘皮部分を押し上げていきます。
この時、サイドにある甘皮も忘れずに押し上げましょう。
ここでしっかり爪から甘皮を浮かせておけば、ニッパーで切る際に余分な甘皮が残ってしまうのを防ぐことができます。
ルースキューティクルを落とす
柔らかい布やタオルで剥がしたルースキューティクルを取り除きます。
私はバスタイム中にやることが多いので、お湯で洗い流しています。
ニッパーで甘皮を切る
ニッパーで甘皮を切ったら完了です。
爪を内側や外側に向けたりしながら切ってみて、ご自身にとって切りやすい方法を探してみてください。
個人的には、爪を自分の方に向ける→ニッパーで端から反対側の端まで切る、という方法がやりやすかったです。
ついでに、ささくれがあれば切ってしまいましょう。
(できれば)保湿する
余力があればこまめに保湿しましょう。
私は保湿する習慣がほとんどなく、せいぜい朝晩のスキンケアで余った化粧水などを塗り込んだり、たまーにハンドクリームを塗る程度。なので割と早めに甘皮が伸びてきました。
ハケタイプやチューブタイプのオイルだと、ピンポイントでサッと保湿できるので楽そうです。
今後はできるだけ保湿して、甘皮の伸びるスピードを遅らせてきれいな爪を保つのを目標にしたいところ…。
甘皮とルースキューティクルの処理にかかった時間ですが、両手合わせて15~20分程でした。
今までは甘皮処理なんて面倒な上にガタガタの仕上がりにしかならないし、すぐ伸びてくるしで嫌いな作業でした。
なので処理の頻度も数か月置きになって、甘皮が伸び伸びにることもザラな状態…。
けれど、この3つのアイテムを使うとサロンで処理してもらったような仕上がり近づけて、ふと自分の爪が目に入ったときに「おっ、爪きれいじゃん…」と気分が上がることが増えました。
きれいに整った状態がしばらく続くので、「次もお手入れちゃんとやってみよう」というモチベーションにもなっています。
冒頭で書いたように「サクッ」との処理とはいきませんでしたが、初めてでもテクニックいらずで満足度の高い仕上がりになるのでおすすめしたいアイテムたちです。