私はバスタイムにあまり時間をかけたくないので、普段は30分ほどで済ませています。
でも冬はそうもいきません。なぜならお風呂上りの脱衣所が寒すぎて耐えられないから。
私は北国在住で、冬はとても寒いです。仕事帰りと休日は、こたつと電気毛布をつけたベッドがおともだち。
そしてお風呂は身体をしっっっかり温めてから上がりたいのですが、1時間ほどかかってしまうのが地味な悩みでした。
簡単で、短時間で、安く、風呂釜を傷めずに温まれる方法はないかと調べて辿り着いたのがマグネシウムペレットです。
現在こちらのショップのものを愛用しています。
マグネシウムペレットを選んだ理由
マグネシウムペレットは短時間で身体が温まる効果があるのはもちろんのこと、一度購入すれば1~2年は買い替える必要がないのが魅力でした。
エプソムソルトや入浴剤も手軽ですし、香りも楽しめるので使いたいなとは思うのですが、成分によっては追い炊きをした際に風呂釜を傷めてしまうリスクがあったり、比較的買い替えスパンが短くお金がかかってしまうのが痛いという理由もありました。
マグネシウムペレット風呂で感じている効果
マグネシウムペレット風呂を続けていて、以下の効果を実感しています。
短時間で身体が温まる
お湯の温かさが物足りない場合は湯舟に浸かる時に追い炊きをすると、5~10分ほどで身体がぽかぽかと温まってきます。
もうお風呂をあがっても寒くないな…というタイミングがなんとなく分かるようになりました。
お風呂上りもポカポカした状態が続く
マグネシウムペレットを入れない場合、湯船を上がった瞬間から熱が逃げて体感がものすごく寒いんですが、マグネシウムペレット風呂だと不思議と保温効果が続くんです。
保温効果が持続する理由を調べると、皮膚のタンパク質とマグネシウムペレットから出るマグネシウム塩が反応して皮膚に膜を形成する仕組みになっているんだそう。
このおかげで、お風呂上りも身体が温かい状態が続くのだそうです。
実際に使用を続けていてお風呂上りの寒さはほぼなく、今のところ湯冷めもしていません。
以前は脱衣所でファンヒーターを稼働させていましたが、なくても全く問題なし。逆にヒーターの風が邪魔に感じるほど。
これまで冬のお風呂上りは脱衣所で寒さに耐え忍び震える日々でしたが、今では裸でうろつけます。
ちなみに私は普段、身体や髪を洗う→髪にバスタオルを巻く→湯舟に浸かるという流れでバスタイムを過ごしています。
湯舟に浸かっている間に髪の水気も取れるので一石二鳥。
そして、浴室を出る前に髪に巻いていたバスタオルで身体の水気を拭き取ると完璧です。
肌が少しスベスベになった
マグネシウムペレットは「純マグネシウム」という成分で、お湯に入れると水質が弱アルカリになる作用が働くのだそう。
水質がアルカリ性に傾くことで、肌の古い角質を取り除く効果があります。
これはエプソムソルトなどの硫酸マグネシウムにはない効果だそうです。
用意する物と使い方
用意するものは2つ。
マグネシウムペレットと、それを入れるメッシュタイプのネットのみ。
メッシュタイプのネットは100均で購入したもの。
中にマグネシウムペレットを200gほど入れています。
あとは、浴槽に放りこんでからお湯を沸かすだけで終わりです。
使用後の保管方法
使用後は乾燥させる必要があります。
ただ、冬は毎日使うのでいちいち物干し場などに移動させるのは面倒だし、床が濡れるのも嫌。
私はある程度水気を切ってから、浴室の換気扇をつけて窓を開けた状態で浴室内に干しています。
正直乾ききっていないこともありますが、効果に問題はありませんでした。
お手入れ方法
しばらく使っていると、マグネシウムペレットの粒が黒っぽく変色してきます。
そうすると効果が下がるのでお手入れが必要ですが、その方法も簡単です。
①洗面器などにマグネシウムペレットを入れて水を張り、クエン酸を振りかける
②水が白く濁り、泡立ってきたらかき混ぜる。
クエン酸は100均のもので充分!
割とすぐに泡立ってきて、粒の色が元の銀色に戻っていきます。
洗面器が汚れますが、少量のシャンプーやボディーソープを汚れに絡めていくと結構簡単に落ちます。
処分方法
使い続けると効果が落ちてきます。そうなると変え時です。
処分方法は不燃物としてゴミの日に出すほかに、肥料としても使えるため庭や畑に埋めてもよいのだそう。
植物の光合成やリン酸の移動を助けたりする効果があるそうです。
使用する際の注意点
マグネシウム風呂に限りませんが、マグネシウムには発汗作用があるため、水分補給をして脱水症状にならないようにお気を付けください。
そもそも沸かしたお風呂のお湯がぬるい場合
たまにお風呂を沸かした時点でお湯がぬるい場合があります。
そんな時は、ただ追い炊きをしても「暖まる」という面であまり即効性が感じられませんでした。
ただでさえ冬は寒いのに、湯舟のお湯までぬるいのは控えめに言って地獄です。
そんな場合は、温度を高くした状態のシャワーヘッドを湯舟に突っ込んだ上で追い炊きをします。そうすると5分ほどでぬるかったお湯が温まってきます。
水道料が気になるところですが、我が家は節水効果のあるリファの「ファインバブルS」というシャワーヘッドを使っています。
ファインバブルSは用途に合わせて4つのモードに切り替えることができますが、その中の「ストレートモード」でお湯をためると入浴後の肌体温を上げてくれる効果があるのだそう。メーカーの検証では平均16%の上昇が見られたそうです。
リファのファインバブルSの魅力やモードの使い分けなどについての記事を書いてみたので、よろしければ読んでみてください。
【浴びるスキンケア】リファファインバブルSを実際に使用してみた感想
使い始めて2年ほど経ちますが、冬のお風呂上りが快適になるなんてリフォームでもしない限り無理だと思っていたので、マグネシウム様様です。
大袈裟ですが、革命と言えるほどの機能を実感できて、冬は絶対に手放せないアイテムになりました。