今回解決したことは、「冬の部屋、寒すぎてベッドとこたつの中から動けないので快適に過ごせるようにしたい」です。
私は北陸地方在住で、築30年以上の木造住宅に住んでいます。
冬はとても寒いので、コタツや電気毛布をつけたベッドが最愛の友。心地よいので作業中も普通に寝てしまい、ここ数年は朝な夕なほぼ冬眠状態。冗談抜きで寝てました。
やりたいことがあっても動けないのはもったいないと思い、なんとしても快適に動ける状況を作ろうと頑張ってみました。
部屋の環境と問題点
作業したい環境
・木造住宅 6畳ひと間
・床はフローリング、カーペット無し
解決したい問題
・すきま風で部屋が冷えてしまうこと
木造住宅のため気密性は高くありません。
エアコンは乾燥が嫌で使いたくありませんでした。
冬の部屋の寒さから解放してくれた2大アイテム
デロンギ マルチダイナミックヒーター
作業部屋は6畳ですが、10~13畳対応のものを使用しています。
多少場所は取りますが、スリムなのでさほど圧迫感もなく6畳の部屋でも邪魔に感じていません。
また、シンプルなデザインなのでインテリアにも馴染みやすいです。
3年ほど使用しましたが、心配していた乾燥も今のところ感じていません。
こちらのオイルヒーターには入り切りの時間を設定できるタイマー機能がついているので、毎日いちいち起動しに行く手間や消し忘れるといった心配がありません。
ただし、電源を抜くと設定がリセットされてしまうため注意が必要です。
また、ヒーターを購入する際は、部屋よりも適用畳数の広いものを選ぶのがポイントなのだそう。
部屋よりも適用畳数の広いものを選ぶことによって短時間で部屋が暖まるそうです。
サーキュレーター
なくても大丈夫ですが、サーキュレーターを使うことで効率的に部屋全体に暖かい空気を循環させることができます。
そのため、オイルヒーターの温度を低めに設定しても寒さを感じずに過ごすことができて、電気代の節約にも貢献してくれています。
私はコードレスタイプのものを使用しており、フル充電状態だと一日4時間程度の使用で一週間ほど使えています。
実際にどのくらいの温度で温まるのか?
デロンギのオイルヒーターには「エコモード」という電気代を意識したモードが搭載されています。
今回はいかにエコモードで暖かくできるか試してみました。
実施期間:2022年12月~2023年3月上旬
2023年の冬は割と暖冬だったので、前年のものを採用しました。
使用時間帯:18時~22時くらい
風量:5段階中の4に設定
サーキュレーターの風量:一番弱いやつ
温度はMAXの28度から1度ずつ下げて試してみました。作業部屋に入る1時間ほど前に起動しています。
我が家の場合、真冬はエコモードの26度が基準値。部屋に入るとふわっと暖かい空気が流れてきて、作業部屋だけが別空間のよう。
部屋が温まっていたら24度くらいまでに下げています。
今までできなかったストレッチや作業などをなんの抵抗もなくできて、とても快適に過ごせています。
部屋を暖かくするために効果的な設置場所
色々試してみて、配置がかなり重要だと感じました。
オイルヒーターは足を広げた状態にし、窓際の壁に平行にくっつけた状態にしておきます。
サーキュレーターを併用する場合は、オイルヒーターと反対側の壁との中間地点(※部屋自体の中心ではありません)に設置し、ファンは真上を向けて使用すると効率的に部屋が温まる感じがしています。
色々場所を変えて実験してみましたが、私の部屋の場合はこの配置が効率的に暖かい空気が循環する黄金比でした。
暖房器具で部屋が暖かくならない原因
たまに「ヒーターを使用しても部屋が暖まらない」という口コミを見ることがあります。
原因のひとつとして考えられるのが、部屋の広さと同程度かそれ以下の適用畳数のヒーターを選んでいることです。
購入する際のポイントとして、部屋よりも広い適用畳数のものを選ぶのがよいと言われています。
例えば部屋が8畳なら、適用畳数が10畳以上のものを選ぶといった感じです。暖房効率が高くなるので、より短時間で部屋がしっかり暖められます。
6畳の部屋に対して適用畳数が6畳の暖房器具を購入すると、部屋が十分温まるのに時間がかかるほか、最悪暖まりきらない場合もあるのだとか。
特に寒冷地での暖房器具選びにおいて、「暖まるスピードが速い」ということは重要な選定ポイントになるのではないでしょうか。
デロンギのオイルヒーターにはスマホアプリから遠隔操作できるタイプもあるので、タイマーで設定した時間よりも早く起動したい場合にも対応可能です。
誇張なしでここ数年間の冬はコタツやベッドから出ることができず、作業中もいつのまにか寝落ちが常でした。
でもあれもこれもしたいという思いを抱えていたので、快適な生活環境を整えることができて満足しています。
デロンギのオイルヒーターは決して安くはありませんが、部屋全体の快適性はもちろん、乾燥したくないという条件も達成できたので後悔のない買い物です。
立地条件などで温度調整などに差は出ると思いますが、もし冬の部屋の寒さ問題で悩んでいる方がいらっしゃれば少しでも参考になる部分があれば幸いです。